
適格退職年金の廃止は401Kや中退共などに積立手段を変更することが、主な目的と思われがちですが、賢い経営者はこの機会を利用し退職金規定の見直しをやっています。
簡単に言って給付額を下げています。世間では100年に1度の不況と騒がれていますが、このことは従業員の方も分かっていますので説得材料はあります。
しかし見直すには法的にも感情的にもクリアしなければならない問題があります。要はノウハウが必要になります。「明日から退職金を下げるからな」では従業員は納得しません。
多くの金融機関が苦手な規定の話を避け、確定給付年金や401Kなどのファンド設計が改定の中心になるのは制度設計のノウハウがないからです。
何度もいいますが、適格退職年金廃止の正しい手順は規定からファンドです。
また将来の給付額が読めない基本給連動型の規定は、大企業をはじめ多くの企業が高度成長時代とは違い現実に合わないと改定しています。
2009.3.20